住んでいるまちを自らの手でつくりだす −金華地域再生計画− |
美しい景観は、生活環境を快適にする大切な要素で、緑や水のつくり出す風景や調和のとれたまちなみは、私たちの生活に潤いと安らぎ活力を与えてくれるとともに、次代を担う子友達の情操を豊かに育てるなど、人間形成に良好な生活環境をつくりだしてくれる。
私たちは、広い視野で自然、社会、都市、地域、そして人間の生活などを考慮に入れ、具体的に都市景観やまちづくりを考え、それぞれの地域や景観のさまざまな要求のなかで条件を満たし、価値ある構築物や景観に置き換えていかねばならない。
まちづくりは、時間のかかるものだが、「地域の固有性」の調査や運動するまちづくりの基本は、人であり、地域の人々とのネットワークこそ、計画の質を決定するものだと思う。私たちはそういう仕事を通して行政と市民が一体となり、目的達成のためにボランティア精神を発揮して、手を取り合って頑張らなくてはならない。
私たちは、豊かな自然と文化が息づく、魅力ある金華のまちに住み続けたい。そのためにも、金華が生活の場であり続けるための根本的な道標として、
- 豊かな自然と共生きる・自然
- 伝統ある町並みを継承する・まち
- 未来に向けて住み続けられるまちを・生活
- 伝統文化を大切にして未来につなげる・文化
|
という、4つの項目を「金華」の創出基準の基本的な柱とした。また、この基準は高齢者への対応や自然、観光など全体を見据えた、経済的側面も考慮しつつ提案した。 |
|
金華地区のまちづくり |
本来のまちづくり活動を進める上での新しい道しるべを再構築する |
|
|
手がかり
- 金華地区の全体像の把握
- 住民意識の確認(環境点検地図、過去のアンケート結果)
- まちの調査(色彩調査、町家づくりの調査)
- 土地柄の把握
- 外部からの金華イメージ
- 金華地区6つの課題23のテーマ
- 金華地区の8つの約束
|
|
|
|
夢の実現へ
|
「華」を創る
「華」=(1)はな (2)色艶 (3)いろどり (4)栄え (5)誉れ (6)外観
金華地区が未来に向けて、より魅力のあるまちになるための、道しるべを創る |
|
|
|
|
4つの柱
私たちは、豊かな自然と文化が息づく魅力あふれる金華のまちに、住み続けたい
自然・まち・生活・文化 |
|
|
|